都民の日は多摩動物園が無料だ。
多摩川では思ったほど昆虫に出会えなかったので多摩動物園に有る
【昆虫生体館】虫を撮影に行くことにした。
「多摩動物園駅」到着、と同時に雨...。
雨は写真目当てで訪れた俺の計画を台無しにしてしまう。
・ 動物の動きが鈍る
・ 毛が濡れて美しさが半減する
・ カメラやレンズを濡らさないように気を遣わなければならない
・ 傘を持ちながら一眼レフで撮影するのは晴れの日の何倍も難しい
しかし!
今日は雨が降ろうが槍が降ろうが、すべての昆虫と動物を見るのだ!
・ 雨でなければ見られない瞬間も有ろう!
・ 雨が降れば人も少なかろう!
・ 雨が降ればコントラストを押さえた優しく落ち着いた写真が撮れましょう!
前向きに前進!
【昆虫生体館】に到着
小学生4年の頃、シートンとファーブルに憧れていた俺は
ここで行なわれていた「夏休み昆虫教室」に一生懸命通っていた。
その頃はモノレールなんてなかったからえらい時間がかかった記憶が有る。
その割に習ったことは何も覚えていない..。
ここの魅力は扉を開けた瞬間目に飛び込んでくる光景。
まるで花びらが重力を無視して舞っているかのような美しい光景が
目に飛び込んでくる、その全てが蝶なのだ。
初めて入った時は天国かと思った(虫嫌いには地獄かな...。)
ではそこに住民のご紹介。
【ツマムラサキマダラ】
今日のお洋服、シックですなあ
【オオゴマダラ】日本最大の蝶
自然の中では飛んでいる蝶を撮るのはとても難しいけれど
ここはどこにカメラを向けても蝶が飛んでいる
しかもこの蝶の羽ばたきはゆっくりなので誰でも撮れます!
【タテハモドキ】
美しいけれど派手、葬式には行けないね

【アゲハチョウ】
子供のころからあなたは私のヒーローでした!
【シロオビアゲハ】
日本では沖縄に多く生息
【モンキチョウ】
館内にはクモの巣もあるので犠牲になる蝶もいます
この昆虫生体観の中は南国の蝶も多いため温室になっています。
寿命の短い蝶が一年中見られるようにふ化させる時期を少しずつ
ずらしているということ、裏方は何でも大変だなあ。
これからの寒い時期はここで優雅な時間を過ごすのもいいですね
なんと!
運が良ければハチドリにも会えるそうです!
※ つぎ、隣の【昆虫園本館】に移動
上から見るとトンボの形らしい
【ハキリアリ】
ここでは滅多に見られないこのアリを見ることが出来ます。
生で見たのは初めて、感動!
おやおや、人の運ぶ葉っぱに乗って楽している奴がいるぞ
【ハナカマキリ】
まるでランの花のようなこのカマキリ、有名ですね
海外では【ランカマキリ】と言うそうでっせ。
どうしてこんな擬態が出来るのか本当に不思議。
背中や尻は自分じゃ見えないでしょう?
見えないのにどうやって「ここをこうして、もうちょっとああして....。 はい、これでよし!」って進化したんだろう。
こういう生きものを見ると「宇宙自体が神」としか思えないのです...。
【鳥編】につづく
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